「貧血のせいか、風邪をひくとなかなか治らなくて…!?」
と、あなたは悩んでいませんか?
貧血の方で風邪をひきやすく、長引いてしまいがちですよね。
「早くなんとかしたい!」
と、あなたは思っていませんか?
そこで、ここでは貧血気味の場合の、風邪をひいた時の対処法を紹介します。
早く風邪を治すにはどうしたらいいのでしょうか?
貧血気味だと風邪をひきやすく長引く原因とは?
まずは、簡単に貧血気味だとなぜが長引く原因を紹介します。
貧血だと体内で熱を作り出すのに必要な酸素が不足しますから、体が冷えがちですね。
そうなると免疫力が下がります。
体温が1℃下がると、免疫力は30%下がる、と言われています。
それで、風邪ウイルスを退治できなくなるので、風邪をひきやすく、そして、長引いてしまいます。
また、鉄分不足だと粘膜が弱くなりますので、風邪ウイルスが体内に侵入しやすくなることも、風邪をひきやすい原因になります。
貧血気味の場合の風邪をひいた時の対処法
貧血の場合の風邪の対処法は、通常の風邪の対処法と大きな違いはありません。
できるだけ横になったほうがいいですが、それが無理でもなるべく体を動かさないようにしたほうがいいです。
そして、体を温めることも大切ですよ。
あと、できるだけ消化が良くて栄養価の高い物を食べるようにするといいでしょう。
食欲がない場合、最低でも水分の補給はすべきです。
冷たい水を飲むと体を冷やすのであまりよくないですが、体温以上の水(ぬるま湯)を飲めば体を冷やさないのでおすすめです。
風邪薬は用量・用法をきちんと守る必要があります。
「風邪をひいたときは風邪薬を飲まないほうがいい」
と言われることがあります。
風邪薬は、ウイルスを退治するものではなく、熱やくしゃみ、鼻水などの諸症状を緩和するものですが、それらの症状は風邪のウイルスを体外に追い出すためのものです。
だから、それらの症状を薬で抑えると、風邪の治るのが遅くなる、と言われているんです。
ただ、それらの症状で安静になれないと風邪が治るのが遅くなります。
ですから、不必要に風邪薬を避ける必要はありません。
用量・用法をきちんと守って飲むようにすればいいでしょう。
また、風邪のウイルスは鉄分をえさにして増殖するので、風邪をひいたときには鉄分を摂らないほうがいい、という話を聞いたことがあります。
ただ、それを医者に聞いたら、
「まさか、それはないでしょう。」
と言われました。
免疫力が高くなって治るのが早くなることはあり得ても(たいして早くはならないだろうけど)、鉄分で風邪ウイルスが増殖することはどう考えてもあり得ない、と言っていました。
ですから、風邪をひいたときに鉄分を摂っても大丈夫、という事です。
また、鉄剤や鉄分のサプリメントなどと風邪薬を一緒に飲んでも、基本的には大丈夫だという事です。
ただし、ひょっとしたら風邪薬の種類によっては鉄分の吸収が悪くなるかもしれないので、薬剤師に相談したほうがいい、とも言っていました。
あと、普段から貧血を改善することも大切になります。
貧血改善には食事が重要になります。
貧血を改善する食事は別のページで紹介しました。
是非、参考にしていただければと思います。