胃腸炎とインフルエンザの違いは?症状から違いがわかるのか?


下痢と嘔吐がひどく熱は高くないから胃腸炎だろう、と思っていたら、実はインフルエンザだった、なんてことがあります。

逆に、熱が高いからインフルエンザだろうと思っていたら、実はウイルス性胃腸炎だった、なんてこともありますよね。

ウイルス性胃腸炎とインフルエンザは対処法に違いがいくつかあります。

特に、感染を防止する方法が違いますので、勘違いをしていると家族中に感染してしまう、なんてことにもなりかねません。

 

では、胃腸炎とインフルエンザの違いを症状から見分けることができるのでしょうか?

 

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胃腸炎とインフルエンザの症状の違い

 

まずは、それぞれの主な症状を紹介します。

 

ウイルス性胃腸炎の症状

下痢・嘔吐・腹痛・発熱(微熱の場合も高熱の場合もある)など

インフルエンザの症状

咳・くしゃみ・鼻水・のどの痛み・発熱(微熱の場合も高熱の場合もある)・下痢・嘔吐など

 

これだけを見ると、違いがあまりない事がよく分かりますよね。

ただ、違いが4つありますよね。

それは、インフルエンザは咳とくしゃみ、鼻水、のどの痛みがあるけど、胃腸炎はないですよね。

ということは、咳やくしゃみ、鼻水、のどの痛みが出たらインフルエンザだと思っていいのでしょうか?

 

実は、そうとは言い切れないんです。

ウイルス性の胃腸炎の場合も、少ないんですが咳やくしゃみ、鼻水、のどの痛みが出ることがあるんです。

 

もうこうなったら区別のしようがない、なんて思ってしまいますよね。

 

確かに症状だけで正確に区別することは難しいでしょう。

ただ、区別ができることもあるんです。

 

胃腸炎とインフルエンザを区別するには?

 

 

まず、嘔吐と下痢が激しい場合は、ウイルス性胃腸炎の可能性が高いです。

数十分おきに便意と吐き気がする場合や、信じられないほどの勢いで便が出る場合、便がほぼ水だけの場合、便を出し切ったのに便意はあるけど何も出てこなくなった(便が出そうで出ない)場合など、下痢が激しい場合は、まず胃腸炎です。

嘔吐も信じられないくらい激しい場合は、まず胃腸炎です。

 

それ以外で区別することは難しいです。

胃腸炎でも食べ過ぎたときと同じような下痢や嘔吐のときがあります。

また、インフルエンザも同じような下痢や嘔吐をする時があります。

そして、下痢や嘔吐といった消化器系の症状が出るインフルエンザ(b型インフルエンザ)は、熱があまり高くならない傾向があります。

胃腸炎も高熱が出ることは少ないですが、出る時もあります。

そして、初期症状もかなり似ていることがあります。

正確に区別するには、病院で検査するしかないでしょう。

 

ウイルス性胃腸炎とインフルエンザの治療は両方とも対処療法になりますが、それほど大きな違いはありません。

 

それで問題は、感染を防止する方法です。

違いは、

・インフルエンザウイルスはアルコールで退治できるけど、胃腸炎を引き起こすウイルスはアルコールでは退治できない
・胃腸炎を引き起こすウイルスは便から感染するけどインフルエンザウイルスは便からは感染しない

の2つです。

 

それで、胃腸炎の感染を防止する対策をすれば、インフルエンザの感染も防止することができます。

ですから、胃腸炎かインフルエンザか区別できない時は、胃腸炎の感染を防ぐ対策を取ると大丈夫でしょう

胃腸炎のウイルス(ノロウイルスやロタウイルスなど)は、塩素系漂白剤で退治できますが、インフルエンザウイルスも退治できます。

ですから、塩素系漂白剤で患者さんの便の始末をし、手を触れたところなどを消毒すれば、胃腸炎のウイルスもインフルエンザウイルスも退治できますよ。

あとは、マスクをし手洗いやうがいをすることなど、感染防止法は両方とも大きな違いはありません。

 

さて、インフルエンザも胃腸炎も免疫力を高くすることで予防することができます。

免疫力を高くするには、栄養バランスのとれた食事、適度な運動、充分な睡眠、ストレス発散などが大切ですよ。

 

免疫力を高くする食事は別のページで紹介しました。

興味があればそちらをご覧ください。

 免疫力を高める食事とは?

 

病気知らずで健康的な毎日を!

byokisirazusita

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