酢は健康的なものだというイメージってありませんか?
酢はさまざまな健康効果を期待できますので、おすすめです。
そして、疲れた時に酢を摂ると疲れが取れる、とも言われています。
そこで、ここでは酢の疲労回復効果について紹介します。
疲れたときに酢を摂ると回復するわけとは?
酢の疲労回復効果は以下の通りです。
グリコーゲンの生成を促進
私たちの体は、余った糖質をグリコーゲンというものに変えて体内に保存しています。
そして、糖質が足りなくなったら、蓄えておいたグリコーゲンをエネルギーに変えます。
それで、グリコーゲンが少なくなると疲れを感じます。
酢の主成分の酢酸には、グリコーゲンの生成を促進する働きがあります。
ですから、酢を摂る事で少なくなったグリコーゲンを補うのを促進するので、疲れを感じなくなるのです。
アミノ酸がエネルギー源になる
酢にはアミノ酸が含まれています。
アミノ酸は糖質や脂質と同じようにエネルギー源になります。
糖質や脂質が不足すると疲れを感じます。
それで、その代わりになるアミノ酸を補うことで、疲れを感じなくなるのです。
自律神経を整える
ストレスがたまると自律神経が体を興奮させ、エネルギー消費量を増やすので、疲れを感じます。
それで、酢には自律神経が体を興奮させるのを抑える作用がありますので、疲れを感じなくなります。
自律神経が体を興奮させることによる疲れを精神的な疲れと言いますが、酢には精神的な疲れを回復させる効果もある、ということになりますね。
※酢はクエン酸サイクルを回し、乳酸を取り除くから疲労回復に効果的だと言われ続けてきました。
しかし、最近になって乳酸は疲労の原因物質ではないことが明らかになりつつあります。
しかし、クエン酸サイクルを回すと、エネルギーを作り出すのを促すので疲労回復効果はある、という指摘があります。
ただ、クエン酸をとってもクエン酸サイクルは回らない、という指摘もあり、疲労回復効果があるのはまだよくわかってないので、ここではクエン酸に疲労回復効果があるのかわからないものとします。
酢を摂る時の注意点
酢はそのまま飲むと、のどや胃などを痛めることがあります。
ですから、せめて水か何かで薄めて飲むべきです。
10倍以上に薄めて飲むべきだと言われています。
また、酢は原液で1日15ml~30mlまでにしておくべきで、それ以上は摂らないほうがいい、とされています。
飲み過ぎには注意が必要です。
そして、空腹時に飲むと、薄めたとしても胃腸を傷めることがあるので、食後などに飲むといいでしょう。
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