最近、「1日1食健康法」「1日1食ダイエット」というのをよく耳にしますね。
ビートたけしさん、タモリさん、福山雅治さんなどが実践している、と報道されていますよね。
また、オバマ大統領やビル・ゲイツ氏、そして、サッカーの小野伸二選手まで実践しているとか。
こういう話を聞くと、私は単純に
「スポーツ選手や実業家まで実践しているのであれば、かなり良いものではないか?」
なんて、思ってしまいます。
ただ、危険性やデメリットも指摘されていますね。
ちなみに、私自身も実践したことがありましたが、しばらくしてやめました。
「このまま続けたら、ちょっとヤバいんじゃないの?」なんて思ったからです。
そこで、ここでは「1日1食健康法」の危険性・デメリットを中心に紹介します。
私の経験も踏まえて紹介します。
1日1食健康法のメリット
簡単に1日1食健康法のメリットについて、「Yahoo!ニュース」に書かれていたものをそのまま紹介します。
1)若返り:空腹時には長寿遺伝子が活性化されるといわれています。
2)ダイエット:摂取カロリーが減るので痩せやすくなります。
3)集中力の向上:体内の糖分が不足すると、それを補うために肝臓で脂肪酸が分解され、「ケトン体」が作られます。このケトン体は脳から出るα波を促し、集中力を高めると考えられます。
4)免疫力の向上:免疫細胞の8割が腸に存在すると言われています。胃腸に負担をかけないので免疫細胞の活性化を期待できます。
(「Yahoo!ニュース」より)
1日1食健康法のデメリット・危険性
1日1食健康法のデメリット・危険性について、まずは上と同じく「Yahoo!ニュース」から引用します。
「1日1食」を取り入れた場合の、想定されるリスクを考えておきましょう。長寿遺伝子は1日の摂取カロリーを標準摂取カロリーの7~8割に制限することで活性化されることがわかっています。ただし、「1日1食」にすると、7~8割をさらに下回ってしまう可能性があります。また、1日に摂るべき栄養素を1食で満たすことは難しく、本来必要な栄養素も不足してしまいがちです。たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足すれば、肌が荒れたり抜け毛が増えてしまいます。
体内の糖分が不足するとケトン体が作られますが、脂肪酸だけでなく、同時にたんぱく質も分解されてしまいます。身体を作る元となるたんぱく質が不足すれば、今ある筋肉が分解され、基礎代謝の低下につながります。たとえ痩せたとしても、基礎代謝が落ちてしまうと身体は少量の栄養素でも溜め込みやすくなり、エネルギーを燃やす力も落ちてしまうので、リバウンドしやすい体質になってしまいます。
(「Yahoo!ニュース」より)
上の引用をまとめると、
・1日に摂るべき栄養素が不足しがち(抜け毛・肌荒れetc)
・基礎代謝の低下、リバウンドしやすくなる
などの懸念がある、ということになりますよね。
そして、栄養不足になれば、体調が崩れやすくなったり、病気になりやすくなったりすることも考えられますよね。
実際に、1日1食を実践して栄養失調になった人がいるようです。
あと、食事を我慢すればストレスを感じる人も多いと思いますが、そのせいで体調を崩すこともあり得る、と考えてもいいでしょう。
ちなみに、私は過去に1日1食健康法を約3ヶ月間実践したことがあります。
ある医師の本に影響されて実践したんです。
そうしたら、びっくりするくらい痩せたので「これはヤバいかも!?」と思って、すぐにやめました。
体調が崩れたとか肌が荒れたとか、そういったことはなかったです。
体調が良くなったとか、肌がきれいになったとか、メリットも実感できませんでしたけどね。
ただ、あまりにも体重が減って、BMIが18を切ったので、やめました。
ちなみにBMIが18.5以下だと痩せすぎで不健康と言われています。
1日1食健康法の注意点
1日1食健康法を実践するなら、できるなら専門家の指導を受けたほうがいいでしょう。
最低でも、本などをきちんと読んで、正しい方法で実践することが大事だと思います。
そして、正しい方法で実践しても、人によっては合う合わないがどうしてもあると思います。
もし、体調を崩したりしたら、即中止することも大事だと思います。
「1日1食健康法」で、健康的になった人もいれば、不健康になった人もいる、ということを理解しておくことが大切だと思います。
ちなみに私は、1日3食摂りながらも栄養バランスを考えるようになってから、病気にならなくなり健康的な毎日を送れるようになりました。
その食事に関しては別のページで紹介しています。
興味があれば、そちらをご覧ください。